東部浅草駅にほど近い場所にこんなレトロなビルがありました。
日本で初めてカクテルを出したという神谷バー。
せっかくなので夕食の前に1杯いただいて行きましょう。
神谷バーの住所は「浅草1丁目1番1号」なんですね。
3階建てのこのビルは、1階はバー、2階はレストラン、3階は割烹となっているそうです。私達はもちろん1階に。どんなバーなんだろうと期待が高まります。
中に入ってびっくり。想像していた雰囲気と全然違いました。
中に入るとまずこの大きなショーケースがあって、そのわきで食券を買うシステムになっています。バーではなくファミリーレストランのようですよね。ここが本当にバーなのかちょっと心配になりました。
さらに驚くことに、店内はとても広く、そしてとても明るいのです。
大きなテーブルがいくつも並べられて、相席は当然。となりの席では別々に来た3組の人々(女性2名組、カップル1組、地元の方と思われるおじさん2人組)が仲良く一緒に飲んでいました。これはどうみても下町の大衆食堂ですね。バーとはほど遠い雰囲気でしたが、これはこれでとても興味深かったです。
手前が日本初のカクテル「デンキブラン」、奥は「電気ブランサワー」です。
「デンキ」というのは当時珍しかった電気から「新しいもの」という意味でつけたそうです。ブランデーを使ったカクテルなのでそこからとって「ブラン」。アルコール度数が30度のカクテルなので私はサワーにしました。サワーの方はとても飲みやすかったです。それにしても1杯260円は安すぎますよね。
浅草って面白い街ですね。
煮込み通りといい、神谷バーといい、独特の文化と雰囲気を持っていてとても面白かったです。どちらも地元の方に愛されているのがよく伝わってきました。
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ここは夫がちょっと関わりがあって、時々飲みに行ってますが
私はお店をのぞいたことはあるものの、飲んだことはないんです。
この昭和の雰囲気が、なんともいいですよね。
ライトアップされた建物も、味わいがありますね。
浅草は、花やしきがあったり、寄席があったり
たしかに昭和にタイムスリップしたようなちょっと不思議な町ですね。
私も久しぶりにゆっくり散策してみたくなりました。
ご主人神谷バーに関わりが?一体どんな関わりなのか気になります。
昭和の雰囲気、なんともいえないよさがありますね。
新潟は古いものがどんどんなくなっていく傾向にあるのですが、東京ではこうやって昔ながらのもの(建物だけではなく、雰囲気や人情なども含めて)を残している街があって素晴らしいことだなと思いました。街に文化が根付いてますよね。
浅草、満喫しました!