熊本城を見学したあとは、レンタカーで阿蘇へ向かいました。
熊本市内から阿蘇の麓までは約1時間。東へ東へ向かって行きます。
阿蘇は世界最大級のカルデラで有名ですが、その外周はなんと128km。広いカルデラの中には3つの市町村があり、鉄道や道路も通っていて、世界でも珍しいカルデラなのだそうです。阿蘇山という山があるわけではなく、全体をまとめて阿蘇山というみたいです。また現在も活動中の活火山であり、噴火口を見学することもできます。
阿蘇の山の特徴として、山が草で覆われているということがあります。
普通山は木で覆われていますよね。だから近くで見ても濃い緑色に見えるのですが、阿蘇の山は草で覆われている部分が多いため、写真のように明るいグリーンの山なのです。それがなんだかハワイの山に似ていて、熊本の地で今はもう行くことのできないハワイに思いを馳せてしまいました。
私達が向かったのは阿蘇パノラマライン。噴火口に続くドライブコースです。
景色を堪能するために立ち寄ったのが草千里展望所。ここはものすごく風が強くて、これまたハワイのヌウアヌ・パリに似ていました。(いい加減ハワイから離れましょう・笑)
写真は米塚という100mほどの小さなお山。草に覆われて均整のとれたキレイな形をしています。中央にはくぼみがあって、キレイなラインが描かれています。これはかつて牧草地の境界線だったということです。このつるんとした形が可愛いですよね。
反対側にはこれまた美しい草千里ヶ浜。まるで絵に描いたかのような美しい風景に見とれてしまいました。(実際は風に吹き飛ばされそうになりながら必死でシャッターを押していましたが)
草千里では乗馬体験もできます。こんな広々した草原で馬に乗ったらさぞかし気持ちがいいことでしょうね。ここのお馬さんたちは綱でつながれることもなく自由に行動しているのですが、観光客とかなり接近してもまったく危害を加えることもなく、よくしつけられているなぁと感心しました。
頂上まで登って、噴火口や砂千里という場所なども見学したかったのですが、時間がなかったことと、雨が降ってきたのであきらめました。せっかくここまで来たのに残念ですが、時間の余裕がない旅なので仕方ありませんね。
翌朝行った大観峰からの景色。ここは阿蘇の山々とカルデラを一望できる場所で、お宿のご主人から「ぜひ大観峰だけは行ってください」と勧められた場所です。阿蘇の外輪のさらに北側にあります。お宿からは30分くらいの場所でした。
残念ながら私達が行った時は小雨が降っていて、阿蘇の山にも雲がかかっていましたが、お天気がよいと山が涅槃像のように見えたり、絶景が楽しめるのだそうです。
それでもここへ来て初めて全貌が見渡せましたし、やっぱり行ってよかったです。
お天気が悪かったせいもあるのですが、ここでは思うような写真が撮れなくて、もっともっとカメラの勉強をしなければと感じました。写真て難しいですね。
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コメント
お写真、とてもきれいに撮れていますね♪
特に4枚目の風景は、このまま絵葉書になりそうですよ。
私も阿蘇の牧草地の美しさはよく覚えています。
でもお天気がいまひとつだったので、写真があまりきれいに撮れなくて
自分の写真の横に、ガイドブックの切り抜きもいっしょに貼った覚えが…(笑)
私たちは火口まで行ったのですが、風が強くて
夫が帽子を飛ばされてしまったのも、今となっては懐かしい思い出です。
大観峰からの眺め、すばらしいですね!
ちょっと遠くても、行った甲斐がありましたね。
特に4枚目の風景は、このまま絵葉書になりそうですよ。
私も阿蘇の牧草地の美しさはよく覚えています。
でもお天気がいまひとつだったので、写真があまりきれいに撮れなくて
自分の写真の横に、ガイドブックの切り抜きもいっしょに貼った覚えが…(笑)
私たちは火口まで行ったのですが、風が強くて
夫が帽子を飛ばされてしまったのも、今となっては懐かしい思い出です。
大観峰からの眺め、すばらしいですね!
ちょっと遠くても、行った甲斐がありましたね。
セレンディピティさま
きれいに撮れてますか?ありがとうございます♪
4枚目の写真はちょうど日がさしてきたので、緑や青の色がはっきり出たのでよく撮れました。お天気がよいとわかりませんが、風景写真は空に影響されやすいみたいですね。
大観峰では思うような写真が全然撮れなくて。
噴火口まで行ってみたかったです!きっともう熊本に行くことはないだろうから。
とはいえ、もし行けることがあったら絶対に次は行ってみたいと思います。活動中の噴火口なんてなかなか見れないですものね。その時は帽子をとばされないように気をつけなくちゃ(笑)。
4枚目の写真はちょうど日がさしてきたので、緑や青の色がはっきり出たのでよく撮れました。お天気がよいとわかりませんが、風景写真は空に影響されやすいみたいですね。
大観峰では思うような写真が全然撮れなくて。
噴火口まで行ってみたかったです!きっともう熊本に行くことはないだろうから。
とはいえ、もし行けることがあったら絶対に次は行ってみたいと思います。活動中の噴火口なんてなかなか見れないですものね。その時は帽子をとばされないように気をつけなくちゃ(笑)。
クレヨンで塗りつぶしたような緑に癒されますね☆
これだけ一面「緑」っていう風景にしばらくお目にかかってないかも。
風景写真って本当に難しいですよね。 どこをどう切り取るかで
まったく印象も変わってしまいますものね。
↓の「いきなりだんご」、以前テレビで見て食べたい!と思ってました。
う~ん、断面からその美味しさが伝わってくるわぁ~♪
深いグリーンも落ち着きますが、明るいグリーンも癒されるなぁと感じました。
阿蘇は緑のイメージだったけど、予想以上に一面緑だったので驚きました。
ゆずさんがおっしゃるように、これだけの緑を目にするのはなかなか難しいかもしれませんよね。
写真はアングルもそうなんですが、絞りとかシャッタースピードで色彩もかなり違ってくることが最近ようやくわかってきて、写真の奥深さを実感しているところです。とにかく撮って撮っておぼえていくしかないですよね。